2021年3月12日

抹茶茶碗(焼き物)について調べてみよう

 ごきげんよう 茶道部です。


 先日、オンラインで抹茶茶碗や焼き物について部員全員で学習しました。

 最初に、焼き物について教員から説明がありました。(磁器・陶器・焼き締め陶・土器の違いなど)その後、焼き物に興味を持ってもらうために、各自の家にある「私のお気に入りの焼き物」を3つ写真にとってMetamoji share5に載せて発表しました。可愛らしいお皿や大切に使っている急須、モダンな柄の大皿などがあり皆それぞれにお気に入りの焼き物の写真を撮っていました。


 次に焼き物や抹茶茶碗についての知識を持つために、教員がスライドを使って説明をしました。茶道には、お点前の他に拝見というお作法があります。抹茶茶碗の拝見をする時のポイントや各部の名称・歴史・焼き物の種類や産地など色々な画像を使って説明しました。

 最後に自分の興味のある茶碗や焼き物について調べました。自分の好きな日本各地の焼き物の写真を載せたりして自由にまとめました。今まで知らなかったことや色やデザインの美しさに感動して、茶碗や焼き物についてさらに興味関心を広げることができました。これからのクラブ活動にも生かしていきたいと思います。


 調べ学習をした感想は、次の通りです。


【振り返りと感想】(一部抜粋)

・焼き物にこんなに可愛いデザインがあるなんて知りませんでした。部室のお茶碗も可愛い動物の柄になったらいいなと思いました。


・自分が使っている湯飲みに萩焼があったので調べてみました。抹茶茶碗だけでなく、私も使う湯飲みや調べた写真のような急須など、自分の身近なものになっていてすごく親しみやすい物だと感じました。


・京焼の作り方を初めて知ったので、抹茶茶碗を作る機会があったら作ってみたいと思いました。また、デザインも沢山あるので素敵だなと思いました。


・私が持つ抹茶茶碗のイメージは、明るい色よりも暗い色が多いというイメージがあったので、萩焼をみて驚きました。使い続ける事で色彩が変化していくことは、初めて知ったので自分の目で確かめたいと思いました。


・九谷焼の色鮮やかな見た目に惹かれて今回調べてみました。はっきりした色合いや淡い色合いが作れるのは、面白いと思います。本当に難しいと思うけれども、焼き物について調べてみて自分も作ってみたいなと感じました。


・私は、以前実際に家族でお皿を作りに行ったことがあるのですが、作り方などの工程は覚えていなかったので、今回調べました。抹茶茶碗の形や色、模様など同じデザインのものがないのがすごくいいなと思いました。陶芸を気軽に体験できる場所などもあるので、また自分のオリジナルの抹茶茶碗を作りたいと思いました。


・焼き物に興味を持ったことがなかったけれど、今回調べてみた萩焼は色合いがとても綺麗で可愛いなと思いました。載せた写真は、コップの形が可愛くて飲み口が広がっていないのが好きだなと思いました。模様も縞々になっているのもとても好きでした。


・抹茶茶碗によって焼き方や歴史が全く違っていて興味深かったです。


・私の調べた瀬戸焼は、白を主としてシンプルなものですが、それによって多彩なデザインが豊富にあり、そこが気に入った点です。焼き物にも様々な種類があり、作り方が異なるのもとても面白いなと思いました。


・前に学習した「私のお気に入りの焼き物」でも唐津焼を取り上げました。質感や重さなども好きなので、初めて唐津焼について調べてみてこんな作り方なんだと知ることができて良かったです。


・普段何気なく使っている焼き物について初めてきちんと調べました。今回調べた伊佐美焼も見た目だけで選びましたが、歴史や特徴を調べてみると私ももしかしたら知らないうちに使っているのではないかなと思いました。


・曜変天目茶碗を調べました。とても鮮やかな色だと思い選びました。沢山の抹茶茶碗がある中、国宝となっているのはすごいことだと思いました。曜変天目茶碗を作るのは、とても細かくて慎重な作業があるので、長年焼き物を作っている人でないとできない技術だと思いました。昔のものを見るのはいいなと思いました。


・織部焼は、渋いデザインが多いです。朝顔や笹の絵がかっこいいと思いました。川の模様に見えるお皿もあり、紅葉のお菓子をのせてみたいと思いました。学校に織部焼の水差しがあった気がするので、今度登校した時に調べてみることにしました。