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2023年10月5日

宝石茶会で使用した掛軸について

 ごきげんよう。先日は宝石茶会にお越しくださり、ありがとうございました。

 茶会の際に部員が説明しましたが、改めて当日に使用した掛物の紹介をいたします。


 今年の掛軸は2年生のA.AさんとE.Iさんが制作しました。

 中央の言葉は「碧血丹心(へきけつたんしん)」といって、中国の故事が由来の熟語です。碧血は青い宝石、丹心は誠意や真理などの意味を持ち、中国の王が切腹しその血が3年経って青く美しい宝石に化したというお話から、誠意をこめておもてなしをさせていただこうという意味を込めて床の間に掛けました。

 左右の絵は、この故事の内容をイメージして、中国内陸部にある壮大な岩肌から宝石のように煌めく太陽と海がのぞいている風景を描いたものです。掛軸の制作は今年初の試みで、例年とは違って鮮やかな色が床の間に見え、茶室が華やかになったように感じました。

顧問 豊田


2023年8月8日

掛軸の制作

 ごきげんよう。

 9月に行うあかつき祭で、茶道部は茶会を催します。6月に茶会のテーマを決めた際、今年は茶室と和室に掛ける軸を自分たちで作ってみよう、という案が出ました。7月下旬からiPadでデザインを考え、8月上旬から制作を始めました。



 写真はiPadに描いたデザインを見ながら、掛軸に大まかな位置取りをしている様子です。床の間に飾ることをイメージして、バランスよくモチーフを配置しようとしています。今後、自宅や教室で絵を描く予定です。

顧問 豊田


2023年7月26日

7月のオープンスクールで使用した茶道具

 ごきげんよう。

 7月22日(土)と23日(日)はオープンスクールにお越しくださり、誠にありがとうございました。体験の際に部員が紹介しましたが、改めて当日に使用した茶道具の説明をいたします。



 掛軸は今年度の生徒会予算で購入した「瀧 直下三千丈」です。茶道では7・8月に掛けられることが多く、「瀧」の字の最後を、滝が流れる画のように描いています。




 茶碗も今年度の生徒会予算で購入しました。一番左は宝石の「翡翠」に例えられるカワセミを描いたガラスの平茶碗、真ん中は蟹が描かれたガラスの平茶碗、右は朝顔が描かれた平茶碗です。平茶碗は口が広く開いており、7・8月の暑さが厳しい時期に、お茶を冷まして飲むようにして使用されます。普段使用している茶碗と違って底が狭いため、茶筅が振りにくいようで、おいしいお茶をお出しできるように部員は試行錯誤していました。

 お菓子は、青楓が描かれた懐紙に若鮎を乗せてお出ししました。暑い中お越しくださった受験生と保護者の皆様が、少しでも涼しさを感じていただけていたら幸いです。

顧問 豊田


2023年6月7日

茶道具購入の報告とクラブ体験のお知らせ

 ごきげんよう。

 今年度も新入生の茶道具を買いに、新宿の青松園へ行ってきました。帛紗ばさみよりも数寄屋袋の方が人気で、熱心に柄を見比べて、最終的に気に入ったものを購入できたようです。



 写真は帛紗のたたみ方を本間先生に習っている様子です。たたみ方を間違えて帛紗ばさみや数寄屋袋にしまうと、せっかく購入した新品の帛紗に、あやまった折り目がついてしまいます。絹の帛紗は折り目を直すのが難しいため、買ったばかりの帛紗は先生に見てもらいながらたたむようにしています。新入生も自分の道具を手に入れて、今後の稽古にいっそう身が入ることでしょう!


 また、6月17日(土)にクラブ体験があります。ぜひ茶道部にお越しください。お待ちしております。


2023年5月20日

5月のクラブ活動

 ごきげんよう。

 部員が増えたため、茶室と和室に加えて教室も使用することになりました。教室で活動する班は、あかつき祭で使用するお菓子のデザインや装飾を考えたり、木箱の紐の結び方や風呂敷の包み方、掛軸の出し入れを練習しました。




 写真は掛軸と色紙掛の掛け方・しまい方を練習している様子です。直射日光が当たらないようカーテンを閉めて、念入りに手を洗って油分を落としてから、たとう箱を開けました。部員のほとんどは掛軸に触れたことがなく、新鮮な気持ちで桐箱を開けたり、矢筈を持ったり、掛軸を巻いたりしていました。今回は掛軸を扱う際の作法を学ぶのではなく、掛軸に触れて少しでも身近に感じてもらうことを意識した時間となりました。これからは、茶室や和室の床の間にある掛軸に親しみを覚え、書かれている内容にも興味を持てるようになると良いですね。 


顧問 豊田


2023年4月10日

送別茶会(2022年度)②

 ごきげんよう。

 送別茶会では道具の拝見を行いました。学校体験やあかつき祭、初釜では時間の都合で拝見を省略していましたが、秋から客作法と拝見の稽古をしていたのでこの度実践しました。



 薄茶器は早見征一の楽器蒔絵の中棗で、2020年のあかつき祭で使用したものと同じです。卒業生が1年生の時のあかつき祭以来ですが覚えていたでしょうか。笑

 茶杓は修禅寺彫りの竹の茶杓で、鍵和田松琴によって「茶の湯をば心に染めて目にかけず 耳をひそめて聞くこともなし」と彫られています。この歌は利休百首の一つで、「茶の湯の真髄は見たり聞いたりして理解するものではなく、自分で実践して得るものである」という意味があります。卒業してあれこれ言われることも少なくなるけれど、今後は自ら求めて得て欲しいという思いから、顧問のものですが茶会で使わせていただきました。



 掛軸は使用せず、昨年生徒会に申請して購入した桜の絵が描かれた色紙を使用しました。茶室から見えるお庭にも桜が舞っており、送別の茶会に相応しい場と掛物を用意することができました。

顧問 豊田


2023年2月28日

2月の稽古

 ごきげんよう。

 学年末の試験も終わり、成績がわかるまでソワソワしている最中、2月は筒茶碗の扱いと平棗の扱いを習いました。筒茶碗は、お湯が冷めないように筒状になっている茶碗で、冬の寒い時期に使うものであると教わりつつ、いつもと違う茶碗の形に、部員の茶筅を振る手の先がぎこちない様子でした。平棗は中棗より平たく大きな棗で、これも普段と異なる扱いのため皆慎重になっていました。炉の基本をある程度習得したため、今後は点前の中で使用する茶道具に合った扱い方を習っていきましょう!





顧問 豊田


2022年6月8日

新入生と茶道具の購入へ!

 ごきげんよう。

 6月上旬は、新入生と新宿にある青松園を訪ね、帛紗や菓子切り、懐紙などの茶道具を購入しました。お店では緑茶をいただきながら気に入った柄の帛紗ばさみや数寄屋袋を手にとって、自分の道具を熱心に選んでいる様子が見られました。

 今後は自宅で自主練もできますね!



顧問 豊田

2020年9月30日

「一期一会」に使用した茶道具

 ごきげんよう。あかつき祭にご来場いただきましてありがとうございました。

 昨年度までは拝見を省略しておりましたが、今年は点前の後に拝見の時間をとりました。使用した茶道具を紹介いたします。


 左の茶碗は水野秋草の乾山写十二月の九月茶碗で立礼に、真ん中は松楽の赤楽茶碗で座敷の点前に使用しました。どちらも茶道部に代々伝わるものです。右の茶器は早見征一の楽器蒔絵の中棗で、顧問豊田が結婚祝いに師から頂戴したものです。その他の道具は普段使いのものを使用しました。

 来年は茶碗と茶器以外の茶道具や花入も部員と選ぼうと思います。道具についてたずねられたら自信を持って説明できるくらいに成長してくれたら嬉しいです。



顧問 豊田悠

2020年9月5日

夏休みの部活動

 ごきげんよう!

 夏休みの部活動の様子をお伝えします!

 前半は8月8日の「体験入学〜夏祭り〜」の準備をしていました。
 撮影前は、緊張して間違えてしまう部員もいるかな、と思っていましたが、お点前の運びやお客の動作も完璧で、撮影と撮影の合間にも笑いがおこるといった余裕があり、日々の練習が身に付いていることを実感しました。
 ブログを読んだ後に、ぜひもう一度体験入学の動画をご覧ください!





 後半の8月22日には新入部員5名を連れて、新宿の青松園へ茶道具を買いに行きました。数寄屋袋と菓子切り入れの柄をひとつひとつ見比べながら、3年間使用する道具を真剣に、そして楽しそうに選んでいました。お店の方のご厚意で、お茶をいただきながら袱紗のたたみ方も教えていただきました。
 2学期以降は新入生も自分の道具で稽古できるので、腕が上がることでしょう!
 
青松園はホームページがないのでFacebookをご覧ください。

顧問 豊田悠