ごきげんよう。
部員が増えたため、茶室と和室に加えて教室も使用することになりました。教室で活動する班は、あかつき祭で使用するお菓子のデザインや装飾を考えたり、木箱の紐の結び方や風呂敷の包み方、掛軸の出し入れを練習しました。
写真は掛軸と色紙掛の掛け方・しまい方を練習している様子です。直射日光が当たらないようカーテンを閉めて、念入りに手を洗って油分を落としてから、たとう箱を開けました。部員のほとんどは掛軸に触れたことがなく、新鮮な気持ちで桐箱を開けたり、矢筈を持ったり、掛軸を巻いたりしていました。今回は掛軸を扱う際の作法を学ぶのではなく、掛軸に触れて少しでも身近に感じてもらうことを意識した時間となりました。これからは、茶室や和室の床の間にある掛軸に親しみを覚え、書かれている内容にも興味を持てるようになると良いですね。
顧問 豊田