ごきげんよう。
7月22日(土)と23日(日)はオープンスクールにお越しくださり、誠にありがとうございました。体験の際に部員が紹介しましたが、改めて当日に使用した茶道具の説明をいたします。
掛軸は今年度の生徒会予算で購入した「瀧 直下三千丈」です。茶道では7・8月に掛けられることが多く、「瀧」の字の最後を、滝が流れる画のように描いています。
茶碗も今年度の生徒会予算で購入しました。一番左は宝石の「翡翠」に例えられるカワセミを描いたガラスの平茶碗、真ん中は蟹が描かれたガラスの平茶碗、右は朝顔が描かれた平茶碗です。平茶碗は口が広く開いており、7・8月の暑さが厳しい時期に、お茶を冷まして飲むようにして使用されます。普段使用している茶碗と違って底が狭いため、茶筅が振りにくいようで、おいしいお茶をお出しできるように部員は試行錯誤していました。
お菓子は、青楓が描かれた懐紙に若鮎を乗せてお出ししました。暑い中お越しくださった受験生と保護者の皆様が、少しでも涼しさを感じていただけていたら幸いです。
顧問 豊田