ごきげんよう。
最近のお稽古の様子を少し紹介します。
4人1組で、亭主、半東、お客(2人)に分かれてお稽古しています。
亭主はお点前の順番を確認しながら丁寧にお茶を立てていました。半東さんはお菓子の運び方を、お客さんはお菓子の受け取り方からいただき方など、細かいところも気をつけて取り組みました。
炉と風炉では道具の配置も変わります。そのため作法も変わります。
来年はお点前をしっかり覚え、全員がきれいにお点前できるようにしていきたいです。
ごきげんよう。
あかつき祭という大きなイベントが終わってひと段落つき、日も落ちるのが早まったため、炉の稽古をはじめました。写真は2年生がハワイへ修学旅行へ行っている間に、1年生がコーチの本間先生から炉の点前を習っている様子です。
また11月11日(土)にはオープンスクールがあります。ぜひ茶道部にお越しください。お待ちしております。
顧問:豊田
ごきげんよう。先日は宝石茶会にお越しくださり、ありがとうございました。
茶会の際に部員が説明しましたが、改めて当日に使用した掛物の紹介をいたします。
今年の掛軸は2年生のA.AさんとE.Iさんが制作しました。
中央の言葉は「碧血丹心(へきけつたんしん)」といって、中国の故事が由来の熟語です。碧血は青い宝石、丹心は誠意や真理などの意味を持ち、中国の王が切腹しその血が3年経って青く美しい宝石に化したというお話から、誠意をこめておもてなしをさせていただこうという意味を込めて床の間に掛けました。
左右の絵は、この故事の内容をイメージして、中国内陸部にある壮大な岩肌から宝石のように煌めく太陽と海がのぞいている風景を描いたものです。掛軸の制作は今年初の試みで、例年とは違って鮮やかな色が床の間に見え、茶室が華やかになったように感じました。
顧問 豊田
ごきげんよう。
本日はメニュー表を作成しました!
宝石茶会の主菓子である「紅玉(こうぎょく)」は、赤く色づいた寒天に桃を挟んだ錦玉で、ルビーをモチーフに2年生のY.Sさんがデザインしてくれました。試作を重ね、菓子屋の青柳さんがとても上品な味に仕上げてくださいました。ぜひお召し上がりください。
ごきげんよう。
茶道部があかつき祭で催す茶会のテーマは「宝石」となりました。このテーマを決めたのち、夏休み前までにお菓子のデザイン案を出し合い、担当者を決定して、お菓子屋さんに試作をお願いしました。試作に至るまで、デザインを複数もって行って相談したり、案を練り直したりと、担当者とお菓子屋さんは何度も話し合いを重ねていました。8月中に2回試食し、微調整を行って、9月のあかつき祭でお出しするお菓子が完成しました。
案1:
上の写真は、試作までに描いたデザイン案です。完成したお菓子を召し上がりに、ぜひあかつき祭にお越しください。
また、6月17日(土)にはクラブ体験があります。茶道部でお待ちしております。
顧問 豊田
ごきげんよう。
7月22日(土)と23日(日)はオープンスクールにお越しくださり、誠にありがとうございました。体験の際に部員が紹介しましたが、改めて当日に使用した茶道具の説明をいたします。
掛軸は今年度の生徒会予算で購入した「瀧 直下三千丈」です。茶道では7・8月に掛けられることが多く、「瀧」の字の最後を、滝が流れる画のように描いています。
茶碗も今年度の生徒会予算で購入しました。一番左は宝石の「翡翠」に例えられるカワセミを描いたガラスの平茶碗、真ん中は蟹が描かれたガラスの平茶碗、右は朝顔が描かれた平茶碗です。平茶碗は口が広く開いており、7・8月の暑さが厳しい時期に、お茶を冷まして飲むようにして使用されます。普段使用している茶碗と違って底が狭いため、茶筅が振りにくいようで、おいしいお茶をお出しできるように部員は試行錯誤していました。
お菓子は、青楓が描かれた懐紙に若鮎を乗せてお出ししました。暑い中お越しくださった受験生と保護者の皆様が、少しでも涼しさを感じていただけていたら幸いです。
顧問 豊田
ごきげんよう。
先日は見学会にお越しくださり、ありがとうございました。茶道部の魅力は伝わりましたか?真剣に取り組んでくださった様子に、部員も初心を思い出したようでした。
6月はあかつき祭に向けて、企画書を書き上げたり、お菓子のデザイン案を募集してお菓子屋さんに相談に行ったりしました。その他、テーマやサブタイトルに沿ったポスターやCMを作成できるよう、部員全体でイメージを共有しつつ、日々の稽古にいそしみました。
また、7月22日(土)、7月23日(日)には「夏のオープンスクール」があります。一緒にお茶を楽しみましょう!お待ちしています。
顧問 豊田
ごきげんよう。
今年度も新入生の茶道具を買いに、新宿の青松園へ行ってきました。帛紗ばさみよりも数寄屋袋の方が人気で、熱心に柄を見比べて、最終的に気に入ったものを購入できたようです。
写真は帛紗のたたみ方を本間先生に習っている様子です。たたみ方を間違えて帛紗ばさみや数寄屋袋にしまうと、せっかく購入した新品の帛紗に、あやまった折り目がついてしまいます。絹の帛紗は折り目を直すのが難しいため、買ったばかりの帛紗は先生に見てもらいながらたたむようにしています。新入生も自分の道具を手に入れて、今後の稽古にいっそう身が入ることでしょう!
また、6月17日(土)にクラブ体験があります。ぜひ茶道部にお越しください。お待ちしております。
ごきげんよう。
部員が増えたため、茶室と和室に加えて教室も使用することになりました。教室で活動する班は、あかつき祭で使用するお菓子のデザインや装飾を考えたり、木箱の紐の結び方や風呂敷の包み方、掛軸の出し入れを練習しました。
写真は掛軸と色紙掛の掛け方・しまい方を練習している様子です。直射日光が当たらないようカーテンを閉めて、念入りに手を洗って油分を落としてから、たとう箱を開けました。部員のほとんどは掛軸に触れたことがなく、新鮮な気持ちで桐箱を開けたり、矢筈を持ったり、掛軸を巻いたりしていました。今回は掛軸を扱う際の作法を学ぶのではなく、掛軸に触れて少しでも身近に感じてもらうことを意識した時間となりました。これからは、茶室や和室の床の間にある掛軸に親しみを覚え、書かれている内容にも興味を持てるようになると良いですね。
顧問 豊田
ごきげんよう。
4月14日(金)のクラブプレゼンテーション、17日(月)〜の体験入部を経て、新高校1年生と新中学1年生の12名が茶道部へ入部してくれました!
総勢34名となり、今年も大変賑やかなクラブ活動になりそうですね!
1学期は部員を3つの班に分け、新入部員に茶道における振る舞いや、道具の扱い方、部屋の整え方などを学んでもらう予定です。
ごきげんよう。
送別茶会では道具の拝見を行いました。学校体験やあかつき祭、初釜では時間の都合で拝見を省略していましたが、秋から客作法と拝見の稽古をしていたのでこの度実践しました。
薄茶器は早見征一の楽器蒔絵の中棗で、2020年のあかつき祭で使用したものと同じです。卒業生が1年生の時のあかつき祭以来ですが覚えていたでしょうか。笑
茶杓は修禅寺彫りの竹の茶杓で、鍵和田松琴によって「茶の湯をば心に染めて目にかけず 耳をひそめて聞くこともなし」と彫られています。この歌は利休百首の一つで、「茶の湯の真髄は見たり聞いたりして理解するものではなく、自分で実践して得るものである」という意味があります。卒業してあれこれ言われることも少なくなるけれど、今後は自ら求めて得て欲しいという思いから、顧問のものですが茶会で使わせていただきました。
掛軸は使用せず、昨年生徒会に申請して購入した桜の絵が描かれた色紙を使用しました。茶室から見えるお庭にも桜が舞っており、送別の茶会に相応しい場と掛物を用意することができました。
顧問 豊田
ごきげんよう。
3月28日(火)に旧古河庭園内のお茶室で3年生を送る送別茶会を開催しました。
本格的なお茶室を前に、部員の顔には期待と不安が見えました。普段の部活動では置炉を使用しているため、「炭を熾して灰の上に置き、釜を掛ける」という準備の工程を興味津々な様子で見ていました。
亭主は随分と緊張し、普段の稽古通りとはいきませんでしたが、堂々とお点前ができていました。庭と障子一枚で接している茶室は少し肌寒く、釜から湯気が立ち上って大変風情がありました。
お菓子は青柳さんが茶会の趣旨を考え、練切で「葉桜」をご用意してくださいました。干菓子は両口屋是清の二人静を使わせていただきました。
あいにくの雨で風炉先屏風を持っていけませんでしたが、茶道部員20名と卒業生6名という大人数が一つのところに集まって茶会を開催し、無事に終了できたことは、部員の自信に繋がったのではないでしょうか。
顧問 豊田